家中のダニ対策と駆除の仕方 布団やソファなど徹底駆除

畳にダニはいるのか 和室でできるダニの減らし方と布団の敷き方

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畳のダニと和室の減らし方の題を載せた窓の開いた明るい和室の絵

私が実家の和室で寝たときのことです。換気をあまりしていない部屋だったので、畳がしっとりして妙に柔らかいのがすぐ分かりました。畳の中にいろいろ入っているのでは、と思ってしまい、畳に直に布団を敷くのはやめて簡易ベッドを置きました。

畳のダニは、湿気とほこりと敷きっぱなしの布団で増えます。だから殺虫剤より先に、窓を開けて、掃除機を畳の目に沿ってゆっくりかけ、布団は毎朝上げて干します。このあと、畳にダニがいるのか、畳のダニを減らす順番、和室で寝るときの布団の敷き方、ダニ取りシートを置く所の順に書きます。

この記事で分かること

  1. 畳のダニは湿気とほこりで増える
  2. 掃除機は畳の目に沿ってゆっくりかける
  3. 布団は毎朝上げる
  4. シートは敷布団の下に置く

畳にダニはいるのか

窓から風の入る和室と畳の目が見える床
畳のダニは湿気とほこりで増える

古い畳を前にすると、ダニがいるのかどうか気になりますよね。畳は、寝具やカーペット、押入れと同じように、ダニが増えやすい所だといわれています。ただ、畳の古さより先に見たいのは、畳の湿り気です。

ダニは湿気とほこりで増える

ダニが生きていくには、エサと潜る所と湿気の3つが要ります。エサは人のアカやカビ、食べこぼしで、潜る所は畳や寝具の狭い隙間です。ダニは乾燥に弱いので、湿気を含んだ畳は居心地のよいすみかになります。

新しい畳や、風を通して乾いた畳は、いい匂いがします。湿った畳のほうは、何とも言えないカビ臭い匂いがしました。その違いから、虫を探すより、畳が湿っていないかを見るほうが大事だと分かりました。

結露の水を畳が吸っていても、見た目では気づかないこともあります。畳は湿気を吸い、隙間にほこりもたまります。そのため、湿度が60%を超える時期にはダニが増えます。

出典:東京都保健医療局「東京都アレルギー情報navi. 室内環境対策(ダニ・カビ)」

和室の線画に畳の隙間と敷きっぱなしの布団の下と畳の上の敷物と押入れの札を付け湿気とほこりと潜る所の3つで増えることを示す図
和室でダニがたまる所

敷きっぱなしの布団の下にもいる

忙しい日が続くと、布団を敷いたままにしてしまう人もいます。寝具やカーペットのように湿気を含んだ物は、ダニのすみかになります。畳の上に敷物を敷くと、畳が湿気を逃がせなくなって、湿気がこもります。

何日も上げていない布団の下には、ダニが潜っている可能性があります。畳に敷いたままの布団の下や、畳の上に敷いたカーペットの下は、湿気がこもるのでダニが潜る所になります。

ダニは目ではほぼ見えない

畳の上で小さな虫を見かけて、これがダニなのかと気になった人もいます。「畳の上に時々肉眼でやっと見える位の小さい虫がいて、潰そうとするとスッと畳の中に入ってしまいます。」目につく所を動き回る虫は、チャタテムシのように、ダニと間違えられやすい別の虫のことがあります。

布団のまわりで見かける虫の見分け方は「布団にいる虫の正体 ダニとトコジラミとカツオブシムシの見分け方」に、ダニが目で見えるのかは「ダニは肉眼で見えるのか 布団にいるか確かめる方法と最初にすること」にまとめています。畳の上に白い粉のような物が見えたときに、その正体を見分ける方法は、「目に見える白いダニと白い粉の正体 見つけた場所で見分けてダニを減らす」に書いています。畳にいるチリダニは、目ではほぼ見えない大きさです。

ダニがいるかを測ってもらう

目で見えないなら、ダニがいるかどうかは別の方法で確かめます。市区町村によっては、ダニアレルギーの相談を受けて、ダニアレルゲンの量を簡単に測っている所があります。測り方のくわしい話は「ダニは肉眼で見えるのか 布団にいるか確かめる方法と最初にすること」に書いています。ダニアレルゲンを測ってもらえることがあるので、住んでいる市区町村の衛生の窓口に聞いてみてください。

結論

畳のダニは湿気とほこりと敷きっぱなしの布団で増える

畳のダニを減らす順番

窓を開けて目に沿って掃除機をかけ乾拭きし布団を上げて干し敷布団の下にシートを置く順番の図
畳のダニを減らす順番

畳のダニを減らしたいとき、まず殺虫剤を思い浮かべる人もいるかもしれません。ダニが増える原因になる湿気とほこりを、家にためないことのほうが先です。

窓を開けて湿気を逃がす

普段使わない和室は、閉め切ったままになりがちです。窓を開けて換気をすると、部屋の湿度が下がります。湿度の変化は感覚ではつかみにくいので、湿度計を置いておくと便利です。

私の実家の和室は物置のようになっていて、窓がはめ殺しで開けられませんでした。掃除機を一度かけても、畳の奥まで湿っている感じが残りました。表面のほこりは掃除機で取り、奥の湿気は風を通して乾かします。掃除機と換気では目的が違うのだと知りました。

まず窓を開け放って和室の湿気を逃がし、梅雨どきは除湿機も使います。

掃除機は畳の目に沿ってかける

掃除機をかけても、ほこりやダニがどこまで取れているのかは目では分かりません。掃除機を畳の目に沿ってかけると、目の中のほこりがよく取れて、畳も傷めません。ノズルをゆっくり動かすと、ダニだけでなく、ダニのフンや死骸も吸い取れます。

掃除機でほこりを吸うと、ダニのエサになるアカや食べこぼしも減ります。ほかの部屋で掃除機をどうかけるかは、「掃除機で布団のダニは吸い取れるのか 死骸とフンを取る掃除機のかけ方とコロコロの使い方」で部屋ごとに紹介しています。掃除機は畳の目に沿って、1畳あたり30秒から1分ほどの時間をかけてゆっくり動かします。かけ終えたら窓を開けます。

出典:福島県「ダニを増やさないために」

畳の目に沿ってゆっくり1畳に30秒から1分ほど掃除機をかけたら窓を開けることを示す図
畳に掃除機をかけるとき

乾拭きで仕上げる

掃除機をかけたあとに雑巾で拭くときは、雑巾の水の量に気をつけます。畳は水分を吸い込むので、濡れた雑巾で拭くと畳に湿気を足すことになります。拭くときは乾いた雑巾か、お湯で固く絞った雑巾を使い、畳に水を吸わせないようにします。

梅雨の前に畳を上げて干す

梅雨明けのころから、ダニがいちばん増える時期に入ります。湿度の高くなる梅雨の前に大掃除をすると、ダニが増えるのを抑えられます。

奥まで湿った感じが残る畳は、畳を上げて干すか、畳店に相談してください。畳を上げられない部屋なら、布団を畳から離して寝る方法もあります。くわしくは次の節で書きます。梅雨に入る前の大掃除で畳を上げ、裏と表を干します。

殺虫剤は使い方をラベルで見る

殺虫剤を寝具のそばで使うのは少し怖い、と感じる人もいます。ツメダニがすむ畳の内部までは、燻煙剤の殺虫成分が行きわたりにくいです。公式サイトによると、ダニ取りキラーには化学的な殺虫成分が使われていません。薬剤を布団のそばに置きたくない家でも、選びやすいシートだと言えます。

燻煙剤やスプレーとダニ取りシートの違いは、「ダニスプレーが効かないと感じる理由 殺虫スプレーとダニよけスプレーとシートの違い」に表で並べました。スプレーや燻煙剤を使うなら、畳や寝具に使えるかを、ラベルに書かれた使い方で確かめます。

結論

窓を開けてから、畳の目に沿って掃除機をかけ、乾いた雑巾で拭きます。

窓を開けて掃除機をかけたあと、まだ手入れが済んでいないのは、洗えない・干せない敷布団です。干せない敷布団なら、下にダニ取りシートを入れておけば、生きているダニを誘って集められます。ダニの死骸とフンはシートでは取れないので、掃除機で吸い取ります。次のボタンからダニ取りキラーの公式サイトに進むと、敷布団にどう置くかと、1枚でどのくらいの広さに使えるかを確かめられます。

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和室で布団を敷いて寝るとき

真上から見た畳の上のすのこと その上に敷いた敷布団の絵
畳の上にすのこを敷いて布団を敷く

和室に泊まる日は、押入れの布団を畳に敷いて寝ることが多いですよね。チリダニは、畳よりもむしろ寝具や枕に多くいます。畳の手入れが済んだら、次は寝る布団の手入れです。

布団は毎朝上げる

朝起きてすぐは、布団をそのままにしておきたくなるものです。敷いたままの布団の下は湿気がこもり、ダニが潜る所になると先に書きました。布団は毎朝上げて、畳と布団の間にこもった湿気を逃がします。

干してから掃除機をかける

上げた布団をそのまま押入れにしまうと、湿気も一緒にしまうことになります。雨の日や梅雨どきは、外に干せない日もありますよね。布団の干し方は「布団のダニ退治の順番 熱を当てて洗い掃除機をかけるまでと布団を干せない家でダニを増やさない工夫」に、布団乾燥機の使い方は「布団乾燥機でダニが死なない理由 熱の温度と時間とかけたあとに掃除機をかける順番」にまとめています。上げた布団は干すか布団乾燥機で乾かし、そのあとたたかずに、布団の表面に掃除機をかけます。

布団を畳から離して寝る

布団を畳から離して寝るのも、畳にすむツメダニの対策の1つです。畳に直に敷くのが気になるなら、すのこや簡易ベッドで布団を畳から離して寝ます。

和室でダニ取りシートを置く所

梅雨の雨の窓辺の和室 畳と閉めた障子の明かりの絵
梅雨の和室は湿気がこもる

和室でダニ取りシートを使うときに迷うのは、畳のどこに置くかです。このシートの働きは、生きたダニをシートの中へ誘って集め、そのまま乾かすことです。このシートで集められるのは、畳にもいるチリダニ・コナダニ・ツメダニです。

シートが布団にどう働くのかは「ダニ取りシートの効果 効かないと感じる理由と逆効果と言われるわけ」に、ダニよけのシートとの違いは「ダニ取りシートの選び方 ダニを集める型とよける型の違いと置く場所」に書いています。ダニよけのスプレーと一緒に使うと、シートにダニが寄りにくくなることもあります。

出典:東京都健康安全研究センター「暮らしの健康」第47号

畳に敷いた布団の下に置く

先に書いたとおり、畳もダニが増えやすい所の1つです。ダニ取りキラーのメーカーは、置く所として、布団や椅子のクッション、ソファ、カーペットなど、人が生活して汗をかく所を挙げています。ベッドで使うなら、敷布団やマットレスの下に置きます。このうち和室で使えるのは、畳に敷く敷布団の下と、畳の上に敷いているカーペットです。畳そのものは、メーカーが置く所に挙げていません。

メーカーは、1枚あたり約1〜1.5畳を目安に置くよう勧めています。一度貼ったシートは動かさずに使い、場所を移すときは、先に周りを掃除してから貼り直します。布団を毎朝上げるときにシートをどう扱うかは、ダニ取りキラーの説明に書かれていません。気になるなら、公式サイトで確かめてから置いてください。シートを何枚使うかと、いつ取り替えるかは「ダニ取りシートは布団のどこに置くか 枚数と交換の目安」にまとめています。和室では、畳に敷く敷布団の下にダニ取りシートを置きます。

簡易ベッドならマットレスの下に置く

すのこや簡易ベッドで寝る日は、シートを置く所を変えます。簡易ベッドやすのこで寝るなら、敷布団やマットレスの下にシートを置きます。

敷いたカーペットにも置く

和室でも、畳の上にカーペットを敷いて使う部屋があります。ソファとカーペットの掃除のしかたは「ソファとカーペットのダニ退治 掃除機のかけ方とカバーとラグの洗い方」に書いています。畳の上にカーペットを敷いているなら、カーペットにもシートを置きます。

結論

シートを置くのは、敷布団の下、マットレスの下、敷いているカーペットです。

ネズミに付いて人を刺すイエダニは、このシートでは集められません。ネズミがいるなら、シートより先に害虫の駆除業者に相談してください。肌が荒れているなら、先に皮膚科で診てもらいます。シートは、窓を開けて掃除機をかけたあとに、洗えない・干せない敷布団の下に置いて使います。

このボタンを押した先はダニ取りキラーの公式サイトで、シートを置く場所と使う枚数の目安が載っています。

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よくある質問

Q1.古い畳は替えたほうがいいですか

A.新しい畳でも、コナダニのようなダニが多く出ることがあります。畳を替える前に、まず窓を開けて湿気を逃がし、掃除機でほこりを吸い取ります。

Q2.畳の上にカーペットやラグを敷いてもいいですか

A.畳の上に敷物を敷くと、湿気がこもり、掃除もしにくくなるので、できれば敷かないでおきます。敷くなら、カーペットにも掃除機をかけ、カーペットにもシートを置きます。

Q3.ダニがつきにくい畳はありますか

A.建材の畳床を使った畳は、ダニが住みつきにくいといわれています。和紙や樹脂でできた畳表は、表面が水をはじくように作られています。どの畳でも、窓を開けて、掃除機を畳の目に沿ってかけることは同じです。

Q4.アルコールで拭くとダニに効きますか

A.消毒用アルコールは、畳にカビが生えたときに、カビを拭き取るのに使います。使うなら、ラベルに書かれた使い方と畳の素材を確かめてから拭いてください。アルコールで拭くことやスプレーと、シートをどう使い分けるかは、「ダニスプレーが効かないと感じる理由 殺虫スプレーとダニよけスプレーとシートの違い」を見てください。

Q5.畳で人を刺すダニが気になるときはどうすればいいですか

A.畳にいるチリダニは、人を刺したり咬んだりしません。畳の部屋で人を刺すことが多いのはツメダニです。ネズミに付くイエダニも、人を刺して血を吸います。ネズミがいるなら駆除業者に、肌が荒れていたら皮膚科に相談してください。ツメダニが畳の内部にいるときは、畳の中を処理してもらえるかを畳店に相談してください。家にいるダニの種類は「家にいるダニの種類と居場所 刺すダニと刺さないダニの違い」に、家全体の掃除のしかたは「家のダニ駆除の順番 寝具とじゅうたんから手入れし業者に頼む場面も知る」に書いています。

和室に泊まる日は窓を開けてから布団を敷く

和室で布団を前にして、何から始めればよいか分からなくなる人もいるかもしれません。窓を開ける、畳の目に沿って掃除機をかける、布団を毎朝上げる、の3つを覚えておけば、次に泊まる日も同じ順番で手入れできます。和室に泊まる日は、窓を開けて、掃除機を畳の目に沿ってかけ、布団は毎朝上げて干してみてください。

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