家中のダニ対策と駆除の仕方 布団やソファなど徹底駆除

布団にいる虫の正体 ダニとトコジラミとカツオブシムシの見分け方

この記事には広告(PR)を含みます。

布団にいる虫の正体とダニとトコジラミとカツオブシムシの見分け方の題を載せた寝室の布団の絵

私が布団をめくったとき、小さな虫が動いているのが目に入ったことがあります。とっさにダニだと思って、ゾッとしました。布団で目に見える大きさの虫は、ダニではなくトコジラミやカツオブシムシやチャタテムシの可能性があります。色と形、それに虫がいた場所を見れば、おおよその見分けがつきます。

この記事では、布団で見つかる虫の種類と見分け方、毛のある幼虫がいたときのことを書きます。最後に、正体が分かったあとに虫ごとにすることも並べました。

この記事で分かること

  1. 布団のダニは目では見えにくい
  2. 虫は色と毛と平たさで見分ける
  3. 虫ごとに次にすることが違う
  4. 虫の正体が分からないときは保健所に聞ける

布団で見つかる虫の種類

窓辺で広げた子ども部屋の布団
布団で見つけた虫はまず正体を確かめる

布団の上で小さな虫が動いていると、ダニだと思い込んでしまいますよね。布団ごと捨てたほうがいいのか、とまで考える人もいます。

布団や寝室で見つかる小さい虫には、ダニのほかに、トコジラミ、カツオブシムシのなかま、チャタテムシがいます。

  • ダニ
  • チャタテムシ
  • カツオブシムシのなかま(成虫と毛のある幼虫)
  • トコジラミ

候補が4つあると分かると、捨てる前に虫をよく見てみる気になります。チャタテムシは、ダニとよく間違えられる虫です。

布団にいるダニは、チリダニやツメダニやコナダニのなかまです。どれも大きさは1mmに届かず、目では見えにくい虫です。ダニが目で見えるのかは、「ダニは肉眼で見えるのか 布団にいるか確かめる方法と最初にすること」で詳しく書いています。

ネズミにつくイエダニのように、目で確かめられるダニもいます。イエダニや刺すダニのことは、「家にいるダニの種類と居場所 刺すダニと刺さないダニの違い」にまとめました。

結論

布団ではっきり見えた虫は、ダニ以外の虫のこともあります。

出典:大田区「ダニ」

虫の色と形といた場所で見分ける

虫の正体を知りたくても、「小さい虫」とだけでは候補がしぼれません。色と形、毛があるか、どこにいたかを見ていくと、当たりがつきやすくなります。

ダニとチャタテムシとカツオブシムシの成虫と幼虫とトコジラミの色と形と大きさといた場所と刺すかと次の一手を並べた表
布団で見つかる虫の色と形と大きさの目安

茶色でよく動く虫なら

布団の上で茶色の小さな虫を見かけると、まずダニを疑いますよね。「布団に茶色の虫」とだけ書いて、正体を尋ねる人もいます。

色に加えて、大きさと動き方を見ると候補がしぼれます。チャタテムシは体長が約1mmで褐色の虫です。活発に動き回るので、人の目につきやすい虫です。

チャタテムシは、カビが生えやすい畳や古い本などに出る虫で、梅雨から夏に多く見られます。1mmほどの茶色の虫がよく動いているなら、ダニとよく間違えられるチャタテムシが候補です。

黒い小さい虫なら

黒い粒のような虫が布団にいると、どこから来たのか気になります。黒い虫を見たら、背中の模様にも目を向けてみます。

カツオブシムシのなかまの成虫には、黒い色の種類が多くいます。よく見かけるヒメマルカツオブシムシの成虫は、背中に白と茶と黒のまだら模様があります。成虫は、窓際などの明るい所で見つかることが多い虫です。

2〜5mmほどの黒っぽい虫や、白と茶と黒のまだら模様の虫なら、カツオブシムシの成虫が考えられます。

出典:東京都「ヒメマルカツオブシムシ」

毛があって細長い虫なら

細長い虫を見つけても、形だけでは1つの種類に決まりません。細長く見える虫は何種類もいるので、形のほかに毛があるかを見ます。

カツオブシムシの幼虫は、茶色か黒で毛をもち、動きも活発です。成熟した幼虫の体長は、種類によって約4mmから約9mmほどで、10mmをこえることもあります。

細長く見える虫に毛が生えていて茶色や黒なら、カツオブシムシの幼虫を疑ってみてください。

赤茶色で平たい虫なら

赤っぽい虫を布団の近くで見かけると、血を吸う虫ではないかと不安になりますよね。赤っぽい虫は、色と体の平たさを見ると見分けやすくなります。

トコジラミの成虫は、体の色が赤褐色で、丸く平たい形をしています。昼は柱や壁の割れ目、畳、ベッドや家具などの狭い隙間にひそみ、夜に出てきます。

5〜8mmほどの赤茶色で丸く平たい虫なら、トコジラミの可能性があります。

トコジラミの隠れ場所には、黒褐色の汚れがつきます。シーツの黒い点や汚れの見分け方は、「シーツの黒い点と茶色い汚れの正体 カビか血かトコジラミか」に書きました。白っぽい小さな虫のことは、「目に見える白いダニと白い粉の正体 見つけた場所で見分けてダニを減らす」で取り上げています。

結論

色と毛と平たさの3つを見ると、布団にいた虫が何か見当がつきます。

毛のある幼虫がいたとき

開けたタンスの引き出しにたたんだウールのセーターと毛布の絵
タンスの中の毛の服も見る

幼虫は羽毛や毛織物を食べる

布団で毛のある幼虫を見つけると、布団の中で何をしているのか気になりますよね。カツオブシムシの幼虫は、動物の毛からできた物を食べる虫です。

ウールの服に知らないうちにあく穴は、多くがヒメマルカツオブシムシの幼虫によるものです。服に穴があいてはじめて、幼虫がいたと気づくこともあるわけです。布団で幼虫を見かけたら、それをきっかけに、ほかの毛でできた物も見てみてください。

幼虫が食べる物には、毛織物や毛糸のほかに羽毛も入っています。布団にいた毛のある幼虫なら、羽毛や毛糸のような動物の毛でできた物を食べる、カツオブシムシの幼虫が候補です。

押入れとタンスも見る

布団で幼虫を見たら、ほかの場所にもいないか心配になります。成虫は、外に干している白い洗濯物などに付いて部屋に入ることもあります。

幼虫は暗い所を好むので、押入れやタンスの中も開けて、幼虫や抜け殻がないか見てみてください。

虫の正体が分かったらすること

布団で虫を見つけたら虫を見て色と毛と平たさで分け虫ごとの一手に進む順番を示す図
布団で虫を見つけたときの順番

ダニなら布団の手入れをする

布団の虫がダニかもしれないと思うと、布団ごと替えたくなりますよね。家の中のダニをゼロにするのは無理なので、ダニを増やさず、少ない環境をつくっていきます。

ダニは少しずつ減らしていけばいいと分かると、落ち着いて布団の手入れの順番を考えられます。ダニは死んでも死骸やフンが残るので、布団を干したあとは掃除機をかけます。

ダニはどこの家にもいる虫なので、怖がりすぎずに、布団を干して掃除機をかけることから始めましょう。干す・洗う・掃除機をかける順番は、「布団のダニ退治の順番 熱を当てて洗い掃除機をかけるまでと布団を干せない家でダニを増やさない工夫」にまとめました。

敷布団やマットレスの下のように洗いにくく干しにくい所には、シートを置いておく方法もあります。公式は、ダニ取りキラーはダニを誘って集め、中の乾燥シートで乾かす仕組みだとしています。シートが集めるのは生きたダニなので、残った死骸やフンは、布団を干したあとに掃除機で吸い取ります。対象はチリダニ・コナダニ・ツメダニで、すべての種類のダニに向くわけではありません。ネズミがいてイエダニが心配な家なら、シートの対象ではないので、専門の業者に相談します。

ダニ取りキラーの公式サイトでは、シートを置く場所と、3回に分けて9袋が届く流れが見られます。

【PR】

トコジラミなら業者か宿に伝える

赤茶色で平たい虫だと分かったら、自分で何とかしようと考える人もいるかもしれません。

トコジラミの卵や幼虫は、荷物や衣服に付いて部屋に持ち込まれる場合もあります。旅先のホテルで見かけることもあるので、見つけた場所によって伝える先が変わります。

注意

トコジラミは自分で退治しようとせず、見つけた場所に合わせて頼む先を選びます。

家でトコジラミを見つけたら専門の駆除業者に調べてもらい、ホテルで見つけたらフロアの係に伝えます。被害についての一般の相談は、保健所でも受け付けています。ホテルの布団で見かけたときのことは、「ホテルの布団が気になるとき 寝る前に見る所と虫を家に持ち帰らない工夫」に書きました。

出典:厚生労働省「旅行・帰省時にはトコジラミに注意!」

カツオブシムシなら毛の服も見る

カツオブシムシの幼虫だと分かったら、布団や服をどうするかで迷います。幼虫は羽毛や毛糸のような動物の毛でできた物を食べるので、布団と一緒にほかの毛の物も見ておきます。

カツオブシムシの幼虫がいたら、布団だけでなく、押入れやタンスの毛の服も出して確かめます。

見分けがつかないなら保健所に聞く

真上から見た白い机に透明の小さなチャック袋と白い紙と透明のテープと白いメモ帳の絵
見つけた虫は袋に入れて聞く

表と見比べても、どの虫なのか決めきれないこともありますよね。虫は小さいので、目で見ただけでは迷うのも無理はありません。

捨てる前に、虫の写真を撮って表と見比べてみましょう。写真が残っていれば、人に尋ねるときにも見せられます。

見つけた虫は、つぶさずに取っておきます。見分けがつかないときは、住んでいる地域の保健所に聞いてみてください。

よくある質問

Q1.布団に虫がいたら布団ごと捨てたほうがいいですか

A.捨てるかどうかは、虫の正体が分かってから決めても間に合います。ダニならどこの家にもいる虫なので、まずは布団の手入れから始められます。カツオブシムシの幼虫なら、ほかの毛でできた物も一緒に見てみます。

Q2.布団の虫でかゆくなるのはどの虫ですか

A.この記事に出てきた虫では、ツメダニとトコジラミが人を刺すことがあります。刺すダニの種類は、「家にいるダニの種類と居場所 刺すダニと刺さないダニの違い」にまとめました。肌が荒れていたら、先に皮膚科へ行ってください。

Q3.見つけた虫はつぶしてもいいですか

A.つぶさずに取っておくと、保健所に相談するときに虫を見せられます。形が残っていれば、写真と見比べるときにも役に立ちます。

Q4.ダニ取りシートで布団の虫は捕れますか

A.ダニ取りキラーの対象は、チリダニ・コナダニ・ツメダニです。トコジラミやカツオブシムシは対象ではありません。シートがどう働くのかは、「ダニ取りシートの効果 効かないと感じる理由と逆効果と言われるわけ」で詳しく見ています。

布団を捨てるのは虫の正体が分かってから

布団で虫を見つけると、すぐに布団をどうにかしたくなります。けれど、ダニとトコジラミとカツオブシムシでは、次にすることがそれぞれ違いました。

色と毛と平たさを見て名前が分かれば、次に何をすればいいかも分かります。布団を捨てるかどうかは、虫の名前が分かってから考えても遅くないと思います。

ダニ取りキラーの届き方と値段

ダニ取りキラー

3ステップ初回1,990円(送料無料)。3回に分けて届く頼み方で、2回目と3回目は4袋ずつ届く(2回目からの値段は公式サイトに載っている)
単品1袋3,630円+送料660円
返金の条件3ステップだけ。はじめての人が対象で、届いてから30日

値段や返金の条件は変わることがあるので、申し込みの前に公式サイトで確かめてください。