家にいるダニの種類と居場所 刺すダニと刺さないダニの違い
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刺された跡を見て、ツメダニなのかイエダニなのか分からずに調べる人もいます。私もダニはダニとしか思っていなくて、種類の名前までは調べたことがありませんでした。家にいるダニの多くは人を刺さないチリダニで、刺すことがあるのはツメダニとイエダニです。どのダニかによって、寝具を洗うのか、保健所に相談するのかが変わります。
この記事では、家にいる4種類のダニの居場所とエサ、人を刺すかどうか、増える時期を順に見ていきます。最後に、どのダニかで変わる手入れを並べました。
この記事で分かること
- 家のダニの多くはチリダニ
- 人を刺すのはツメダニとイエダニ
- ダニが増えるのは湿度60%以上の部屋
- ネズミのことは保健所に相談する
家にいるダニは何種類いるのか

多いチリダニから見る
ダニと聞くと、家にいるダニは全部人を刺すと思い込む人もいます。
家の中のダニにはいくつか種類がありますが、数でいえば1つの種類が大半です。室内にいるダニの80〜90%はチリダニで、人のアカやフケ、カビ、食品クズを食べています。チリダニは畳やじゅうたんや布団にいますが、人を刺すことはありません。
刺さないチリダニが大半だと分かると、怖がるより先に、寝具の手入れに目が向きます。家の中のダニの多くは、寝具や畳やカーペットのほこりにいるチリダニなので、まずはチリダニの居場所から見ていきます。
出典:川崎市「ダニ」
ほかの3種類も表で見る
チリダニのほかにも、家の中で見つかるダニがいます。この記事で扱うのは、家の中で増えるダニと、ネズミについて入ってくるダニです。
ダニによって、いる所もエサも違います。食品や畳で増えるダニもいれば、ほかのダニを食べるダニもいます。

表では、チリダニと、食品や畳で増えるコナダニ、チリダニを食べるツメダニ、ネズミについて入ってくるイエダニを見比べます。どれも大きさは1mmほどまでです。目で見えるかどうかは「ダニは肉眼で見えるのか 布団にいるか確かめる方法と最初にすること」に書きました。ダニではない虫が布団にいたときの見分け方は、「布団にいる虫の正体 ダニとトコジラミとカツオブシムシの見分け方」にまとめました。
どのダニがどこにいるのか
4つのダニのうち、イエダニはネズミについて家に入ってきます。残りの3種類は、家の中の寝具や畳や食品で増えるダニです。
寝具と畳のチリダニを見る
ダニのことが気になると、まず布団のことを考えますよね。布団だけを気にしていた人が、ソファやぬいぐるみにもダニがいると知って、子どもが座る所も手入れするようになることもあります。
チリダニがいるのは、畳やカーペットの床だけではありません。寝具やぬいぐるみやソファにもいて、人のフケやアカ、食べかすやカビをエサにしています。
チリダニは人のフケやアカや食べかすをエサにしているので、寝具・畳・カーペット・ぬいぐるみ・ソファを確かめます。
食品と畳のコナダニを見る
コナダニは、湿気の多い室内のほこりにみられるダニです。コナダニが見つかる食品には、かつお節や小麦粉のほか、味噌やチーズもあります。
コナダニは煮干や小麦粉などの貯蔵食品や新しい畳で大発生することがあります。台所の食品から白い粉のようなものが出てきたときは、「目に見える白いダニと白い粉の正体 見つけた場所で見分けてダニを減らす」を見てください。
ツメダニはほかのダニを食べる
ツメダニは、ほかのダニをエサにして生きているダニです。室内では少ないダニですが、エサのチリダニなどが増えると大発生します。
ツメダニは畳やじゅうたんや寝具でチリダニなどを食べて増えるので、エサのチリダニが多い所を同じように確かめます。和室の畳でダニが増えていないか確かめる方法は、「畳にダニはいるのか 和室でできるダニの減らし方と布団の敷き方」にまとめました。
人を刺すダニはどれか
刺すダニの2種類を知る
畳やじゅうたんの上で寝ていてかゆくなり、ダニに刺されたのかと思う人もいます。こうしたかゆみは、家の中で増えたチリダニや、チリダニが増えたことで出てきたツメダニによる場合があります。
結論
刺すことがあるのはツメダニとイエダニで、家に多いチリダニは刺さない
食品や畳で増えるケナガコナダニも、人を刺しません。ケナガコナダニをエサにするツメダニのほうは、出てくると人を刺すことがあります。刺す2つのダニは、増える理由がまったく違うので、1つずつ見ていきます。
出典:仙台市「家のなかのダニ」
ツメダニは増えたときに刺す
ふだんのツメダニは人を刺しません。エサになるチリダニが増えて大発生したときに、人を刺すことがあります。刺すときも、ツメダニは吸血しません。
ツメダニに刺されることが多いのは、ツメダニが発生する夏です。だから、エサのチリダニを増やさないように寝具を洗って乾かします。
イエダニはネズミから移る
イエダニは、家ネズミに寄生して血を吸うダニです。家ネズミが人の住む所に入って増えると、イエダニに刺されることも増えます。
家ネズミは冬にも多いので、刺されたのが冬なら、イエダニの可能性があります。
イエダニは、ネズミが家に入って増えたときや、ネズミが死んでイエダニがネズミから離れたときに、人の血を吸います。刺されたら、まず家にネズミがいないかを確かめます。肌が荒れているときは、ダニの種類を調べるより先に皮膚科で診てもらいます。布団に入るとかゆいときに寝具で確かめることは、「布団に入るとかゆいとき 寝具で確かめることとダニを減らす手入れ」にまとめました。
ダニが増える時期と湿度

梅雨から夏に増える
梅雨に入って部屋がじめじめしてくると、ダニが気になり始める人もいます。ダニが増えるのは、梅雨時から夏にかけてです。
乾いた部屋ではダニは増えにくく、増えるのに60%以上の湿度が要ります。ダニが増えるには湿度が要ると分かると、湿度計の数字を見るようになります。
チリダニは温度22〜28℃・湿度60〜85%でエサがあると活発に増えるので、梅雨から夏は部屋の湿度を60%以下に保ちます。湿気の多い時期に布団を洗って乾かす順番は、「布団のダニ退治の順番 熱を当てて洗い掃除機をかけるまでと布団を干せない家でダニを増やさない工夫」で見られます。
秋はダニの死骸とフンがたまる
涼しくなると、ダニのことを忘れてしまいがちです。けれど、ダニは死んでも、死骸やフンは残ります。フンなどは水で洗い流せるので、寝具は洗える物を選んで定期的に洗います。
秋には夏に増えたダニの死骸やフンが部屋にたまるので、涼しくなっても寝具を洗って、掃除機をかけます。
冬も湿度を上げすぎない
寒くなると、ダニのことは夏の話だと思いがちです。実際、ダニが増えるのは梅雨時から9月ごろまでで、冬になると数を減らします。ただ、最近の家は気密性と断熱性が高く暖房も使うので、ダニは1年中増えられます。
結露した壁や家具のそばで動く白い粉を見たら、冬にも出るイエニクダニの候補です。動く白い粉がイエニクダニなのか、ほかの虫なのかは、「目に見える白いダニと白い粉の正体 見つけた場所で見分けてダニを減らす」で場所ごとに見分けられます。
加湿器をつけた部屋の湿度は肌では分かりにくいので、湿度計の数字で確かめます。こたつやホットカーペットを出す家の、冬の湿度のことは「ホットカーペットとこたつのダニ対策 ダニ退治の運転とこたつ布団の洗い方」に書きました。
冬は結露や加湿器で湿度が上がるとイエニクダニが出ることがあるので、冬も部屋の湿度を60%以下に保ちます。
ネズミがいる家でイエダニが心配なとき

家の中のダニは、どの家にも住んでいる虫で、ゼロにはできません。ただ、イエダニだけは、家に入ったネズミからやってきます。
保健所に相談する
ネズミが家に入ってから、イエダニに気づく家もあります。冬にダニに刺されることが続くなら、ネズミが家に入っているかもしれません。
東京都の保健所のように、家のネズミや害虫の相談に応じている保健所もあります。ネズミと思われる動物のふんや毛を持ち込むと、何の動物かを調べてくれる保健所もあります。東京都の保健所では、事前に電話で相談のうえ、ふんや毛を密閉容器や袋に入れて持ち込みます。
自治体によっては、相談の窓口が区役所の衛生の係になっています。原因がネズミだと分かれば、電話する先で迷いません。
ネズミのふんや毛を見つけたら、住んでいる地域の保健所か、区役所の衛生の係に電話で相談します。
ネズミの駆除は業者に頼む
保健所に電話すれば、ネズミも退治してもらえると思う人もいます。保健所や区役所は相談の窓口で、駆除の作業はしていない所もあります。
注意
ネズミの駆除は専門の業者に頼み、保健所や区役所には電話で相談します。
自分で対応できないときに、害虫駆除業者の団体の連絡先を教えてくれる保健所もあります。イエダニを減らすには、ネズミの駆除も一緒に要ります。
保健所や区役所は相談に応じる窓口なので、ネズミの駆除は専門の業者に頼みます。ネズミとイエダニのことで業者を呼ぶときの目安は、「家のダニ駆除の順番 寝具とじゅうたんから手入れし業者に頼む場面も知る」で取り上げます。
出典:東京都多摩立川保健所「相談・同定・駆除方法等について」
どのダニかで手入れを変える

イエダニの手入れは、前の節のとおり、ネズミのことを保健所に相談するところから始めます。ここからは、家の中で増える3つのダニの手入れを見ていきます。
シーツを洗ったり掃除機をかけたりしていても、どのダニのための手入れなのか分からず不安な人もいます。種類と居場所が分かると、何のために洗うのか、何のために乾かすのかが分かります。
チリダニとツメダニを減らすには、寝具を洗って乾かし、掃除機をかけて死骸とフンを吸い取ります。畳やじゅうたんにもこまめに掃除機をかけておけば、ツメダニのエサになるチリダニやコナダニも一緒に減らせます。エサのダニが減ると、ツメダニも減るといわれています。洗う・乾かす・吸い取る順番と掃除機のかけ方は「布団のダニ退治の順番 熱を当てて洗い掃除機をかけるまでと布団を干せない家でダニを増やさない工夫」に、こうした手入れとスプレーやくん煙剤との違いは「ダニスプレーが効かないと感じる理由 殺虫スプレーとダニよけスプレーとシートの違い」に書きました。
コナダニは、台所の食品で増えたときと畳の部屋で増えたときで、することが違います。粉ものや乾物でコナダニが増えたときにどうするかは、「目に見える白いダニと白い粉の正体 見つけた場所で見分けてダニを減らす」にあります。畳の部屋なら、風通しをよくして畳を乾かします。和室で湿気を逃がす方法は、「畳にダニはいるのか 和室でできるダニの減らし方と布団の敷き方」にまとめました。
洗って掃除機をかけたあとに、洗えない敷布団やマットレスの下、ソファ、カーペットへ、生きたダニを誘って集めるシートを置く手もあります。メーカーは、ダニ取りキラーを敷布団やマットレスの下に置くことを勧めています。シートの対象はチリダニ・コナダニ・ツメダニで、イエダニは入っていません。ダニを集めたあとシートの中で何が起きるのかは、「ダニ取りシートの効果 効かないと感じる理由と逆効果と言われるわけ」で取り上げました。
文字のリンクの先はダニ取りキラーの公式サイトで、置く場所の例と届くまでの流れを確かめられます。
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よくある質問
Q1.冬にも人を刺すダニはいますか
A.冬に人を刺すダニは、ネズミにつくイエダニのことが多いです。家ネズミは冬にも多く出るので、イエダニに刺されることは1年中続きます。夏に多いツメダニとは、刺されやすい季節が違います。
Q2.チリダニとヒョウヒダニは同じダニですか
A.ヒョウヒダニは、チリダニのなかまのダニです。家の中では、チリダニ科のコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニの2種類が多く見られます。家のダニの話でチリダニと言うときは、ほとんどがこのヒョウヒダニのことです。
Q3.犬や猫につくダニと家のダニは同じですか
A.家に多いチリダニは、畳やじゅうたんや布団のほこりにいるダニです。ダニの中には、動物に寄生して家の中に入りこむものもいます。犬や猫の体についたダニのことは、動物病院で聞いてください。
多いチリダニに合わせて寝具を洗う
家のダニを種類で分けてみると、人を刺すのはツメダニとイエダニの2つでした。多くは、寝具や畳のほこりにいて人を刺さないチリダニです。
家のダニの多くはチリダニなので、ネズミの心配がなければ、寝具を洗う日を今週の予定に書き込んでおきます。
ダニ取りキラーの届き方と値段
ダニ取りキラー
| 3ステップ | 初回1,990円(送料無料)。3回に分けて届く頼み方で、2回目と3回目は4袋ずつ届く(2回目からの値段は公式サイトに載っている) |
|---|---|
| 単品 | 1袋3,630円+送料660円 |
| 返金の条件 | 3ステップだけ。はじめての人が対象で、届いてから30日 |
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ダニ取りキラーの公式サイトを見る値段や返金の条件は変わることがあるので、申し込みの前に公式サイトで確かめてください。


