家中のダニ対策と駆除の仕方 布団やソファなど徹底駆除

布団に入るとかゆいとき 寝具で確かめることとダニを減らす手入れ

布団に入るとかゆいとき寝具で見る所の題を載せた明るい寝室に白いシーツの布団と枕を敷いた絵

布団に入ると体がかゆくて、ダニなのかなと質問サイトで聞く人もいます。

布団に入るとかゆいときは、シーツの上の虫とシーツの裏の黒い点、布団の湿り気を見て、ダニのせいかを確かめます。今夜は、シーツを外して布団の表と裏に掃除機をかけ、洗ったシーツと枕カバーに替えます。この記事では、肌のことではなく、寝具の側で確かめられることと今夜できる手入れを書きます。

この記事で分かること

  1. かゆいだけでは原因をダニと決められない
  2. シーツの上の虫と裏の黒い点を見る
  3. 布団の湿り気とシーツを替えた日を確かめる
  4. 今夜はシーツを外して布団に掃除機をかける

布団に入るとかゆいとき寝具で見る所

朝の光が入る寝室でめくった掛け布団の下に白いシーツの敷布団と枕が見える絵
布団に入る前に寝具を見る

掛け布団を外して寝たらかゆくならず、掛け布団のほうを疑いだした人もいます。寝具を1つずつ見ていくと、どれから洗えばいいかが分かります。

布団にいるチリダニは小さく、目で見つけることはできません。ダニがいるかを調べてもらう方法は、「ダニは肉眼で見えるのか 布団にいるか確かめる方法と最初にすること」にまとめました。

布団の線画にシーツの上の虫を見るとシーツの裏の黒い点を見ると布団の湿り気を確かめるとシーツを替えた日を思い出すの4つの札をつないだ図
布団に入るとかゆいとき寝具で見る所

自分で確かめられるのは、ダニ以外の虫や黒い点、布団の湿り気です。布団に入るとかゆいときは、シーツの上の虫と裏の黒い点を見て、布団の湿り気とシーツを替えた日を確かめます。

シーツの上に動く虫を探す

かゆくなって目が覚めたら、部屋の明かりをつけてみます。トコジラミは夜に部屋の隙間から出てきて、人を刺して血を吸う虫です。

明かりの下で動く虫が見えたら、ダニではない別の虫の可能性があります。

明かりをつけてシーツの上を見て、動く虫がいたら「布団にいる虫の正体 ダニとトコジラミとカツオブシムシの見分け方」で見分けます。

シーツの裏の黒い点を見る

シーツの表がきれいでも、裏や布団の縫い目まではふだん見ないものです。トコジラミのいる場所には、血糞という黒いしみが多く見られます。

黒い点は、ほかの汚れと見た目が似ていることもあります。

シーツの裏と敷布団の縫い目に黒い点があったら、「シーツの黒い点と茶色い汚れの正体 カビか血かトコジラミか」で何の点かを見分けます。

布団の湿り気を手で確かめる

敷きっぱなしの布団は、表が乾いていても裏に湿気がたまっていることがあります。寝具は、人の体温や汗の湿気でダニがいちばん増えやすい場所です。

湿度が60%以上ないと、ダニは増えません。寝具は日光や風に当てて、湿気がこもらないようにします。

敷布団の裏に手を当てて、湿っていたら日光や風に当てて乾かします。

シーツを替えた日を思い出す

忙しい週が続くと、シーツをいつ替えたか思い出せないこともありますよね。シーツやカバーについた汚れは、ダニのエサになります。

シーツとカバーは、週1回は洗濯します。替えた日が分かると、今夜シーツを替えるかどうかで迷わずにすみます。

最後にシーツを替えた日を思い出し、1週間より前なら今夜替えます。

布団のかゆみはダニのせいか

夜のスタンドの灯りの寝室 枕元と掛け布団の絵
夜に布団に入るときのかゆみ

週に1回はシーツも布団も洗っているのに、布団に入るとかゆくてダニを疑う人もいます。ダニのほかに、かゆくなる原因として何が考えられるかを知ると、次に何を見ればいいかが分かります。

布団でかゆくなったからといって、原因をダニだと言い切ることは難しいです。寝具をこまめに洗っている家でも、ダニのほかの虫が候補になります。布団が体温や汗で湿っていると、ダニが増えやすくなります。

かゆいだけでは原因をダニと決められないので、ほかの虫と寝具の湿気も見ます。

ダニのほかの虫も疑う

寝ている人を刺す虫として、ノミやトコジラミも考えられます。旅行や帰省のあとにかゆくなったときは、「ホテルの布団が気になるとき 寝る前に見る所と虫を家に持ち帰らない工夫」も読んでみてください。

トコジラミや血糞を見つけたときは、専門の業者に調べてもらいます。困ったときの一般の相談は、保健所が受けています。

ノミやトコジラミも人を刺します。虫や黒い点を見つけたら何の虫かを見分け、トコジラミなら業者か保健所に相談します。

湿った布団を乾かしてから使う

季節の変わり目に、押し入れから久しぶりに布団を出して使う人もいます。長く使っていなかった寝具は、洗濯してから使います。

汗をかく季節は、寝ているあいだの汗で布団が湿りやすくなります。湿ったままの布団は、ダニが増えやすい場所になっている可能性があります。

久しぶりに出した布団は洗ってから使い、汗で湿った布団は日光や風に当てて乾かします。

注意

肌が荒れているときやかゆみが続くときは、先に皮膚科で診てもらいます。

出典:仙台市「家のなかのダニ」

今夜できる布団の手入れ

結論

今夜はシーツと枕カバーを外して布団の表と裏に掃除機をかけ、洗ったシーツと枕カバーに替えます。

シーツと枕カバーを外し布団の表と裏に掃除機をかけ洗ったシーツと枕カバーに替える今夜の手入れの順番を示す図
今夜する寝具の手入れの順番

夜にかゆくなっても、洗濯も布団干しも明日にするしかない日もあります。シーツを外して掃除機をかけ、替えのシーツを敷くまでなら今夜のうちに済みます。

ダニはどこの家にもいて、家の中のダニをゼロにはできません。今夜は、ダニを増やさないように寝具の手入れを進めます。

布団の表と裏に掃除機をかける

干した布団をたたいて終わりにすると、ダニは布団に残ったままです。ダニが死んでも、死骸やフンは布団に残っています。

外したシーツと枕カバーは、洗濯かごにまとめておきます。掃除機を何分ずつ、何日おきにかけるかは「掃除機で布団のダニは吸い取れるのか 死骸とフンを取る掃除機のかけ方とコロコロの使い方」で詳しく書きました。

シーツを外した布団には表からも裏からも掃除機をかけ、残ったダニの死骸とフンを吸い取ります。

洗ったシーツと枕カバーに替える

真上から見た床に並べた洗いたてのたたんだシーツと枕カバーの絵
洗いたてのシーツと枕カバー

掃除機をかけたあとに、外したシーツをそのまま敷き直すと、汚れも布団に戻ってしまいます。枕カバーやシーツは、こまめに取り替えます。

替えのシーツが無い夜は、外したシーツを洗濯かごに入れて、明日の朝に洗います。何日ごとにシーツを洗えばいいかは、「シーツと布団カバーは週に1回は洗う 冬と一人暮らしの洗濯頻度の目安」を見てください。

最後に、洗ってあるシーツと枕カバーを敷きます。熱でダニを駆除する日の進め方と、布団のダニを減らす順番の全体は「布団のダニ退治の順番 熱を当てて洗い掃除機をかけるまでと布団を干せない家でダニを増やさない工夫」にまとめました。

出典:大田区「ダニ」

出典:東京都アレルギー情報navi.「室内環境対策」

よくある質問

Q1.布団のダニは人を刺すのですか

A.家に多いチリダニは、布団などにいますが人を刺しません。ツメダニはふだん人を刺しませんが、エサのチリダニなどが増えると大発生し、人を刺す場合があります。チリダニとツメダニの違いや大きさは、「家にいるダニの種類と居場所 刺すダニと刺さないダニの違い」で比べています。

Q2.布団乾燥機でダニを駆除できますか

A.布団乾燥機の熱でも、温度と時間の目安を守れば布団のダニを駆除できます。乾燥機をかける温度と時間の目安、かけたあとに掃除機をかける順番は「布団乾燥機でダニが死なない理由 熱の温度と時間とかけたあとに掃除機をかける順番」に書きました。寝具は日光や布団乾燥機でよく乾かすと、ダニが増えにくくなります。日に干すと布団がどう変わるのかは、「布団を干すのは意味がないと言われる理由 干す目的と干せない家でできること」で書いています。

Q3.殺虫スプレーを布団にかけてもいいですか

A.布団にかけてよいかは、スプレーの商品ごとに違います。容器の表示や説明書を読み、布団や寝具に使えると書かれているかを確かめてから使います。殺虫のスプレーとダニよけのスプレーの違いは、「ダニスプレーが効かないと感じる理由 殺虫スプレーとダニよけスプレーとシートの違い」にまとめました。

今夜はシーツと枕カバーから替える

夜のうちに、布団の手入れを全部済ませなくてもかまいません。今夜の手入れはここまでにして、布団に熱を当てるのは時間のある休みの日にします。その日は「布団のダニ退治の順番 熱を当てて洗い掃除機をかけるまでと布団を干せない家でダニを増やさない工夫」の順番どおりに、熱を当ててから掃除機をかけます。