マットレスのダニ対策 洗えず干せなくてもできるダニの減らし方
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大きくて重いマットレスは干せないので、消臭スプレーをかけるくらいしかしていない、という声もあります。私も一人暮らしのころは薄いマットレスを使っていましたが、外に干すことも掃除機をかけることもほとんどありませんでした。いまは大きくて重いマットレスの上に敷布団を敷いて寝ていて、マットレスを立てて風を通すこともほとんどなくなりました。布団なら洗ったり干したりできても、マットレスは同じようにはいかないですよね。
マットレスは干せなくても手入れはできます。布団乾燥機で熱を当ててから表と裏に掃除機をかけ、壁に立てかけて風を通し、上に敷くシーツとベッドパッドとカバーを洗います。このあと、マットレスにもダニがすむのか、熱の当て方、掃除機のかけ方、湿気をためない方法、上に敷く物の洗い方、ダニ取りシートを置く所の順に書きます。
この記事で分かること
- マットレスは洗えないので上に敷く物を洗う
- 熱を当ててから表と裏に掃除機をかける
- 立てかけて風を通す
- ダニ取りシートはマットレスの下に置く
マットレスにもダニはすむのか

ベッドで寝ていると、マットレスにもダニがいるのか気になりますよね。ダニはどの家にも住みついていて、家ごとに違うのは数が多いか少ないかです。毎晩体に触れて使う寝具は、ダニがよくすむ所です。
出典:東京都健康安全研究センター「暮らしの健康」第47号
マットレスも寝具として扱う
マットレスは敷布団と違い、手入れの話を目にする機会が少ない寝具です。寝具に付いた人のアカとフケ、部屋のほこりやカビが、ダニのエサになります。マットレスも、毎晩寝ている間にアカやフケが落ちる寝具の1つです。
学校の保健室のベッドを調べた研究では、3校のうち2校で、マットレスの表面のほうが裏面よりダニのアレルゲンが多い結果でした。家のマットレスでも、寝る側の面にダニのフンや死骸がたまりやすいのかもしれません。だから、マットレスにも布団と同じように熱を当ててから掃除機をかけます。
上に敷く物を洗う
布団の手入れは「布団のダニ退治の順番 熱を当てて洗い掃除機をかけるまでと布団を干せない家でダニを増やさない工夫」にまとめていますが、マットレスは洗濯機に入らず、外にも干しにくい寝具です。ダニのフンは水で洗い流せるので、洗える物を洗う意味はあります。
そこで、マットレスでは本体を洗う代わりに、上に敷くシーツとベッドパッドとカバーを洗います。
結論
上に敷く物を洗い マットレスそのものは熱と掃除機と風で手入れする
マットレスを手入れする日の順番を、次の図に並べました。

熱でマットレスのダニを駆除する
マットレスは外に干せないので、熱をどう当てればいいか迷いますよね。干せない寝具には、布団乾燥機で熱を当てる方法があります。ただ、マットレスに乾燥機を使う前に、確かめておきたいことがあります。
乾燥機の説明書を確かめる
布団乾燥機は、敷布団に使うものという印象が強いかもしれません。
注意
布団乾燥機とマットレスの取扱説明書で使えるかを確かめる
マットレスは厚みや素材によって、中まで熱が伝わりにくいこともあります。使える機種かどうかを先に確かめておくと、迷わずに乾燥機をかけ始められます。
表と裏に分けて温める
厚いマットレスは、片面だけ温めても裏側まで熱が届きにくいことがあります。そのため、表を温めたら、裏側にも熱を当てます。
熱で退治しても、ダニの死骸やフンはマットレスに残ります。乾燥機の運転の時間や温度の見方は、「布団乾燥機でダニが死なない理由 熱の温度と時間とかけたあとに掃除機をかける順番」に書いています。寝具のダニを熱で退治する目安は50℃ほどで20〜30分なので、マットレスも表と裏に分けて布団乾燥機で温めます。
マットレスの表と裏に掃除機をかける

熱を当てたあとのマットレスには、退治したダニの死骸とフンが残っています。死骸やフンも、生きたダニと同じくアレルゲンです。寝具を乾かしたあとに掃除機をかけるのは、この死骸とフンを吸い取るためです。
出典:世田谷区「室内のダニアレルゲンについて」
シーツとパッドを外す
シーツを敷いたまま掃除機をかけると、ノズルが当たるのはシーツの表面です。寝具は、干してたたくだけでなく、シーツを外して掃除機をかけます。
パッドやカバーを外して洗っている間に、マットレスの表面に掃除機をかけて立てかけておく人もいます。洗濯機を回している時間を使えば、マットレスの手入れのために別の日を空けずにすみます。掃除機をかける前に、シーツとベッドパッドを外します。
立てて裏にも掃除機をかける
マットレスの裏は、ベッドの台に置いたままだと掃除機のノズルが入りません。重いマットレスを持ち上げて裏返すのは、ひとりだと大変ですよね。壁に立てかければ、裏返さなくても裏の面にノズルを当てられます。
掃除機のノズルは、表の面でも裏の面でもゆっくり動かします。重くて裏返しにくいマットレスは、壁に立てかけて、表と裏に掃除機をかけます。
縫い目はノズルを替える
マットレスの縫い目やへりには、ほこりが入り込みやすい細い溝があります。掃除機は、布団用のノズルやすき間用のノズルを、場所に合わせて使い分けます。平らな面は布団用のノズルで、縫い目やへりはすき間用のノズルでかけると、溝の奥まで吸い口が届きます。
掃除機をどのくらいの速さと時間でかけるかは、「掃除機で布団のダニは吸い取れるのか 死骸とフンを取る掃除機のかけ方とコロコロの使い方」にまとめています。縫い目やへりにほこりが残るときは、すき間用のノズルに替えてゆっくり吸います。
ダニ取りキラーは、生きたダニを誘って集めるシートで、マットレスの下に置いておけます。シートに集まるのは生きたダニだけなので、死骸とフンはこれまでどおり掃除機で吸い取ります。下のボタンから開くダニ取りキラーの公式サイトには、ベッドでの置き方と、1枚で使える広さが載っています。
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マットレスに湿気をためない

ダニは乾いた所が苦手で、湿度が60%以上ないと増えられません。干せないマットレスは、湿気を飛ばす機会が少ない寝具です。だからマットレスでは、部屋の湿気と、マットレスにこもる湿気の両方に目を向けます。
出典:東京都保健医療局「健康・快適居住環境の指針」
晴れた日は寝室の窓を開ける
寒い日や雨の日は、寝室の窓を閉めたままにしがちですよね。ダニもカビも、湿度の高い所を好みます。ふだんから換気をして、部屋に湿気をこもらせないことが大事です。
寝室の湿度を60%以下に保ち、晴れた日は窓を開けて風を通します。
マットレスを立てて風を通す
マットレスはベッドの台に置いたままだと、下の面に風が当たりません。資料には、寝具の手入れの1つとして、マットレスを壁に立てて風に当てることが挙がっています。子どもが赤ちゃんのころ、私は窓を全部開けてマットレスを立て、半日ぐらいそのままにして風を通していました。掃除機はたまにかけるくらいで、とにかく乾かすことと風を通すことを続けていました。ベッドパッドを外して洗う日は、マットレスの上に何も載っていないので、立てるのに向いた日です。
結論
寝室の湿度を60%以下に保ち マットレスは立てかけて風を通す
梅雨どきは、マットレスを何度も立てかけて、扇風機の風を当てて湿気を飛ばしている人もいます。窓を開けにくい雨の日でも、扇風機の風なら部屋の中で当てられます。こうして部屋の中で風を通すことができれば、マットレスを干せなくても困りません。
上に敷く物とカバーを洗う

マットレスは洗えなくても、その上に敷く物は洗えます。ダニのフンなどのアレルゲンは水で洗い流せるので、寝具のうち洗える物は洗います。マットレスの上のシーツとカバーも、こまめに替えて洗います。
洗濯表示を見て洗う
ベッドパッドやマットレスのカバーは、洗濯機に入れていいのか迷う人もいるかもしれません。洗濯表示には、洗ったあとに乾燥機にかけられるかどうかの記号もあります。乾燥機にかけられない物は、表示を見てから干し方を選びます。
汗を取るパッドを1枚敷いて、こまめに洗っている人もいます。シーツとパッドは、タオルや服の洗濯と一緒に済ませると、週末の洗濯の流れに組み込めます。シーツとベッドパッドとマットレスのカバーは、洗濯表示を見て、洗える物から洗います。
防ダニのカバーで包む
洗えないマットレスには、ダニを入り込ませないためのカバーもあります。防ダニのシーツやカバーは、ダニが通り抜けられないほど目の詰まった繊維でできています。
防ダニのカバーをどう選ぶかは「ダニ取りシートの選び方 ダニを集める型とよける型の違いと置く場所」に、シーツをどのくらいで替えるかは「シーツと布団カバーは週に1回は洗う 冬と一人暮らしの洗濯頻度の目安」に書いています。防ダニのカバーでマットレスを包んで、ダニを寝具にもぐりこませないようにします。
マットレスの下にシートを置く
ダニ取りシートは、中へ誘って集めた生きたダニを、そのままシートの中で乾かします。シートで集められるのは動ける生きたダニで、死骸とフンは取れません。
熱と掃除機のあとシートを置く
ダニ取りキラーのメーカーは、ベッドで使うときは、敷布団やマットレスの下に置くことを勧めています。置く所に挙がっているのは、人が生活して汗をかく所です。1枚あたりの目安は、約1〜1.5畳です。
シートが布団にどう働くのかは「ダニ取りシートの効果 効かないと感じる理由と逆効果と言われるわけ」に、置く位置と枚数と交換の時期は「ダニ取りシートは布団のどこに置くか 枚数と交換の目安」にまとめています。マットレスの下にダニ取りシートを置いて、生きたダニを誘って集めておきます。
このシートが対象にしているのは、室内にいるチリダニ・コナダニ・ツメダニです。ネズミに付いて人の血を吸うイエダニは対象に入らないので、ネズミがいる家は害虫の駆除業者に相談してください。肌荒れが続いているなら、シートを置く前に皮膚科へ行ってください。
ベッドの大きさによって、マットレスの下に何枚並べるかは変わります。下のボタンからダニ取りキラーの公式サイトを開くと、ベッドの大きさに合わせて何枚要るかを確かめられます。
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よくある質問
Q1.マットレスにダニ用のスプレーを使ってもいいですか
A.マットレスにスプレーをかける前に、その製品が寝具に使える物か、ラベルの使い方の欄を読んでください。一緒に使うこと自体はできますが、ダニよけのスプレーを使うと、シートのほうへダニが集まりにくくなることがあります。スプレーやシートを、どんな場面で使い分けるかは「ダニスプレーが効かないと感じる理由 殺虫スプレーとダニよけスプレーとシートの違い」で表にしています。
Q2.マットレスは外に干したほうがいいですか
A.重くて大きいマットレスを外まで運んで干すのは、大仕事ですよね。外に干せなくても、上の「マットレスに湿気をためない」で書いたように、部屋の中で風を通せます。布団を干す意味については、「布団を干すのは意味がないと言われる理由 干す目的と干せない家でできること」で書いています。
Q3.ダニがつきにくいマットレスはありますか
A.マットレスも寝具なので、素材を選ぶだけでダニがつかなくなるとは言い切れません。気になるなら、高密度の繊維で作った防ダニのカバーでマットレスを包む方法があります。カバーの選び方は、「ダニ取りシートの選び方 ダニを集める型とよける型の違いと置く場所」にまとめています。
Q4.マットレスがダニだらけで減らないときはどうすればいいですか
A.ネズミのいる家では、ネズミに付くイエダニが人の血を吸うことがあります。その場合は、駆除の業者に頼むほうが先です。手入れを続けても気になるときは、マットレスの買い替えを考えてもいいかもしれません。家全体の掃除のしかたは「家のダニ駆除の順番 寝具とじゅうたんから手入れし業者に頼む場面も知る」に書いています。
パッドを洗う日にマットレスを立てる
マットレスを干せない、洗えないと思うと、手入れのしようがないように感じますよね。ベッドパッドを外す日にマットレスの手入れをまとめれば、干せないマットレスでも同じ順番で続けられます。ベッドパッドを洗う日に、マットレスに熱を当てて掃除機をかけ、立てかけて表と裏に風を通しておきます。
ダニ取りキラーの届き方と値段
ダニ取りキラー
| 3ステップ | 初回1,990円(送料無料)。3回に分けて届く頼み方で、2回目と3回目は4袋ずつ届く(2回目からの値段は公式サイトに載っている) |
|---|---|
| 単品 | 1袋3,630円+送料660円 |
| 返金の条件 | 3ステップだけ。はじめての人が対象で、届いてから30日 |
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ダニ取りキラーの公式サイトを見る値段や返金の条件は変わることがあるので、申し込みの前に公式サイトで確かめてください。


